不動産分割のポイント

2012年8月17日

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相続や贈与などが繰り返し行われ、不動産等の所有状況が煩雑となっているケースが見受けられます。

「いざ!利用しよう。」という場合にいろいろと問題が生じてしまうことが少なくありません。

将来の利用等について不都合がないよう、所有財産について一度見直してみることをオススメします。

 

1)相続発生後、遺産分割が行われていない

2)分割後の登記手続きがされていない

3)兄弟で共有としている

このような状況になっている不動産等はありませんか?

 

将来、《 売買、賃貸利用、担保差入れ、等 》 の必要があった時のことを考えてみて下さい。

各所有者と連絡をとり、同意を得る必要等がでてきます。

 

ある時・・

A土地については、兄弟で仲良く2分の1ずつ共有にしました。

その後、世代が変わるにつれ、兄弟仲良く分けた土地の所有者は、ほとんど顔も見たことがない遠い親戚に。

交流のある世代のうちは特に問題が無くとも、先代、先々代の場合には、その相続人、そのまた相続人・・・となり、気がついた時にはほとんど他人のような状態になってしまい、それぞれの意見がまとまらず結局土地の利用をすることが出来ないという事態や金銭的なトラブルに発展する可能性もあり得るのです。

近い親戚関係であっても、残された配偶者や子が、叔父や叔母と財産についての話はしにくいのではないでしょうか。

極力このような事態は避けたいもの。

遺産分割時には、相続人間でよく話あい、特に不動産については権利関係を整理しておきましょう。

 

分割時のワンポイント

1)分割の内容を明確にするため、遺産分割協議書を作成しておきましょう。

 *遺産分割の仕方によっては、取得者や取得の方法によって将来の税負担が変動することがあります。

2)土地や建物について取得者が決まったら、放置せず、登記手続きを行いましょう。

 *ご先祖様の名義のまま・・ということは意外と多いです

3)不動産については兄弟間の共有による取得は極力避けたほうが無難です。

 共有とする場合には、将来のことも考えておきましょう。

 

相続税基礎控除改正の話題もあり、近年は相続税に対する意識が以前に比べより高まってきているのではないでしょうか?

相続税がかかる場合も、かからない場合も、所有財産の状況を確認しておくことはとても大切です。所有関係が複雑となっている場合には、以後のトラブルとならないよう必要に応じて売買・贈与等を検討してみましょう。

 

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