ゴルフ会員権の譲渡をされた方へ

2012年9月20日

ゴルフ会員権の譲渡をされた方へgolf

8月に国税庁より「ゴルフ会員権の譲渡所得に係る取扱い」について発表されました。

対象となるのは、優先的施設利用権(プレー権)と預託金返還請求権をその内容とするもので自主再建型の再建が行われたゴルフ会員権を譲渡した場合です。譲渡所得を計算する場合、収入金額から控除できる取得費用は以下の通りとなります。

【従来の取扱い】

①    預託金の一部が切り捨てられた場合

  切り捨てられた損失の額は認識せず、取得価額から減額しないものとして取り扱う

②    預託金の全部が切り捨てられた場合

  優先的施設利用権の時価相当額

【今後の取扱い】

①    従来通りと変わりなし

②    優先的施設利用権の取得価額(以下の条件を満たしている場合)

※1 当該更生計画等の内容から、優先的施設利用権が会員の選択等に関わらず、当該

   更正手続等の前後で変更がなく存続することが明示的に定められていること

※2 当該更生計画手続等により優先的施設利用権のみのゴルフ会員権となるとき、新

   たに入会金の支払いがなく、かつ、年会費等納入義務等を約束する新たな入会手

   続が執られていないこと

 

【具体例】

預託金     100万円(時価0円:自主再建による全部切捨)

優先的施設利用権 50万円(時価10万円)

の所有ゴルフ会員権を15万円で譲渡した場合。

 (従来)譲渡所得:15万円-10万円=5万円

 (今後)譲渡所得:15万円-50万円=▲35万円

 

譲渡損失なった金額は他の所得があれば損益通算が可能となります。

 

この取扱いは過去に遡って適用することとされました。過去の所得税申告(法定申告期限より5年を経過していない分)について、減額の更正の請求が可能となります。もしゴルフ会員権の譲渡についてご記憶のある方は是非ご確認下さい。

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