「おしどり贈与」について

2012年11月20日

『おしどり贈与』についてchickchick

  皆さんは「おしどり贈与」をご存知でしょうか?
これは名前の通り、夫婦間で行われる贈与について認められている特例です。具体的には、婚姻期間が20年以上の夫婦間(内縁関係を除く)において、居住用の不動産又は居住用の不動産を取得するための金銭を贈与した場合には、2,110万円(内110万円は基礎控除)まで贈与税を課さないという特例です。

例えば、ご主人名義の時価4,000万円の居住用不動産houseを、持分の2分の1を奥様に贈与するなどして利用します。

留意点として

・贈与税の申告が必要

・贈与を受けた居住用不動産に翌年3月15日までに現実に住んでいること。また引き続き住む見込みであること

・同じ配偶者からは一生に一度しか適用を受けられないこと

・不動産取得税・登録免許税が課税されること

 ※登録免許税の税率 :贈与による取得2.0%、相続による取得0.4%

  不動産取得税の税率:   〃    3.0%、   〃    0%

などがあります。

 

 相続対策の基本は「資産を分散させる」又は「資産の評価を下げる」のいずれかです。「おしどり贈与」は前者に該当します。但し諸状況により全ての相続について「おしどり贈与」が有効になるとは限りませんが、人生最大のプレゼントpresentとして検討してみてはいかがでしょうか?

 

※「資産の時価を下げる」事例として・・・

  現金1億円 ⇒ これを原資に建物を建てると7,000万円程度の評価となります
           (固定資産税評価額は時価の7掛のため)

 

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