自筆証書遺言について

2012年12月20日

自筆証書遺言について

 

 遺言の種類や作成する上での留意点については、当HPのコラム(6/26付)の通りです。そこで今回はもし自筆証書遺言があった場合に必要な「検認」についてご説明したいと思います。

 

「検認」とは遺言書を家庭裁判所へ持参して、確認をしてもらうことです。最高裁判所HPによれば

 ・相続人に対し遺言の存在及びその内容を知らせること

 ・形状・加除訂正の状態、日付、署名などから遺言書の偽造・変造を防止すること

 ・決して遺言の有効・無効を判断する手続きではないこと

としております。また遺言書に封がしてある場合には、相続人又は代理人の立ち会いのもと開封作業が行われます。決して勝手に開封をしないように下さい(もし開封してしまった場合には5万円以下の過料に処せられる場合がありますのでご注意ください)。

大まかな流れは以下の通り。

 

①(被相続人最後の住所地の)家庭裁判所へ申立

 ※遺言書の保管者又は発見者が申請

        ↓

②検認期日の通知

 ※相続人全員が立ち会う必要はありません

        ↓

③「検認済証明書」の交付

 ※この証明書の交付を受けることで、遺言の執行が可能となります

 

遺言の「検認」件数は、平成13年の10,271件からH23年には15,113件へと1.5倍になっています(「司法統計資料」より)。また最近はエンディングノートの活用などにより遺言が身近になりつつあります。もし発見した場合でも慌てないようにしましょう。

 

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