初回相談の流れ | 埼玉県、蓮田市・白岡市の相続に経験豊富な弁護士

このページを読んでくださっている方のなかには、「弁護士に法律相談をするのは初めて」「何をどんな風に話したらいいのかわからない」という方もいるかもしれません。そこで、ここでは初回法律相談の流れを簡単に紹介します。当日はゆっくりお話を伺いますので、できるだけリラックスした状態でお越しいただければ幸いです。

まずは法律相談のご予約を

まずはお電話・メールフォームで法律相談のご予約をとっていただければと思います。
このとき、お名前とご連絡先、ご希望の日時に加え、お困り事の内容について簡単にお知らせいただけますと幸いです。
幣事務所では30分~120分程度とゆとりをもって相談時間を設定しておりますが、それでも時間には制限があります。回数が追加になると別に料金が発生してしまう可能性もあります。
あらかじめご相談内容をお知らせいただくことで、短い時間でも精度の高いアドバイスをすることが可能になります。
なお、受任後のお打ち合わせについては、追加の相談料はいただきません。

初回相談でお話をお聞かせください

予約した日時にご来所ください。このとき事件に関係あると思われる資料については、すべてご持参いただけますとヒアリングがよりスムーズに進みます。
相続事件の場合、相続関係図、亡くなった人の財産の内訳や金額がわかるもの、登記簿謄本、遺言書などがあると助かります。なお、遺言書の場合、亡くなった人が自筆で作成した「自筆証書遺言」については家庭裁判所の検認が終わる前に、弁護士などが勝手に開封することはできません。自筆証書遺言がある場合にはご注意ください。
また当日は弁護士が、事実関係などを確認しながら依頼者様のお話を伺い、事件の見通しなどについてお伝えします。
当日うまく話せるかどうか不安な方は、あらかじめ相続に関係する事情や相続が起きてから相談に至るまでの経緯、自分の希望などについてメモにまとめておくのもおすすめです。
弁護士には守秘義務があり、相談した内容はどこにも漏れません。どうか正直にお話しいただければと思います。

もしご依頼をご希望される場合は

相談の結果、「弁護士に依頼したい」と思った場合は、弁護士と委任契約を結ぶことになります。相談したからといって必ず依頼しなければならないというわけではありませんので、ご安心ください。
相談に納得がいき、弁護士が信頼できるとなったときにのみ、初めてご依頼を検討いただければと思います。

ご依頼後の流れ

契約書に署名・押印後、着手金をお支払いいただき、受任となります。その後は弁護士が依頼者様のために業務を遂行することになります。

相談時におけるお願い・注意点

相談時の状況によっては依頼者様にこちらからお願いをしたり、場合によってはご希望に添えなかったりする場合もあります。
ここでは、よくあるケースについて簡単にご紹介いたします。よりよいサービスを提供するためにも、皆様のご理解をたまわれましたら幸いです。

付き添いの方がいる場合

付き添いの方がいる場合、途中でいったん席を外してもらえるようお願いすることもあるかもしれません。それは相談内容によってはご本人様から1対1でお話を伺う必要も出てくるからです。また相続ではご本人様と付き添いの方の間に親族関係などがある場合、ご本人様と付き添いの方の間で利害が対立してしまうこともあります。このようなケースでも、個別にお話を伺うことになるかもしれません。

代理の方が相談に来られた場合

ご本人様ではなく、代理の方が相談に来られた場合、後日あらためてご本人様にお話を伺うことになるかもしれません。
ご本人様の考えなどを知らないと具体的なアドバイスができないためです。代理の方が来られた場合についても一般的なアドバイスをすること自体は可能ですが、この点あらかじめご承知いただけますと幸いです。

受任が難しい事件の場合

相談の内容によっては受任が難しいケースもあります。法律的に見て言い分が通りにくい主張や、事件を受けることが違法になりかねない場合などです。こうした場合、ご依頼をお受けできない可能性があります。
また見通しが厳しい事件についてはその旨を伝え、依頼者様が納得できない場合はセカンドオピニオンをおすすめすることもあります。
ただし、こうしたときはあらかじめ言いにくい内容についても弁護士からきちんとご説明いたします。依頼者様の利益を第一に考え、誠実に対応いたしますので、気になる点などがありましたら遠慮なくご相談ください。

不利な事情を抱えている

「実は親のお金を本当に使い込んでしまった」「他の兄弟に黙っている贈与がある」など不利な事情がある場合も、包み隠さずお話いただけますと幸いです。自分にとって不利な事実はつい黙っておきたくなる、あるいは嘘をつきたくなるのが人情ではありますが、あとでそれらの事実がわかってしまうと裁判や交渉で不利になってしまう可能性もあります。弁護士としても正確なアドバイスができなくなってしまいますので、正直にお話いただければと思います。

相続・遺産分割の問題、お気軽にお問合せください。