交通事故で家族が亡くなった場合の相続【弁護士解説】
交通事故で家族が突然亡くなった……。 その場合、残された遺族はどうすればいいのでしょうか。 実は、交通事故で亡くなった方の相続では、「相手方の保険会社との関係をどうするかをはじめ、通常の相続以上に難しい問題が起きやすい」と那賀島弁護士はいいます。 誰が故人の代わりに相手方に事故の責任を追求できるのか、具体的な手続きはどんなふうに進んでいくのかーー今回は交通事故で亡くなった方の相続で起きうる問...
内縁・ステップファミリーの相続【弁護士解説】
今の相続制度は法律婚、法律上の親子関係を前提としたものです。 そのため、内縁(事実婚)のカップルやステップファミリーの相続では難しい問題が起きやすいといわれています。 今回は内縁やステップファミリーだからこそ起きる相続トラブルへの対処法について、那賀島弁護士に伺いました。 事例 私は三人姉妹の長女です。 実の両親は早くに離婚し、私は父親に引き取られました。 その後、父親...
相続放棄の落とし穴【弁護士解説】
相続放棄は相続をしないと決めることをいいます。 相続放棄をすると、初めから相続人ではなかったという扱いになるため、プラスの財産を相続できない代わりに借金も相続しなくても済みます。 そのため、「故人に借金がある場合は相続放棄を選択肢に入れるべき」と那賀島弁護士は言います。 ただ、相続放棄をしようにもいろいろ落とし穴があるようで……。 そこで、今回は簡単そうで意外と難しい(?)相続放棄の落とし...
遺言の内容に納得できない!遺留分を請求したい【弁護士解説】
故人の遺言が出てきたものの、その内容が特定の誰かに「遺産を全部あげる」というものだったとしたら……。 このような遺言がある場合、「弁護士のところに話が持ち込まれた時点で、そのまま事件化する可能性が高い」と那賀島弁護士は言います。 内容に問題がある遺言が発見された場合、相続人としてはどう対処すればいいのでしょうか。 意外とありがちな「遺言」をめぐるトラブルについて伺いました。 ...
配偶者居住権とは?ステップファミリーの増加で出番が増える?【弁護士解説】
平成30年の相続法改正でスタートした配偶者居住権制度。 夫(妻)に先立たれた配偶者の暮らしを守るための制度ですが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。 制度の概要や使い所、今後の展望などについて、那賀島弁護士に伺いました。 事例 私は70代の女性です。 先日、35年間連れ添ってきた夫が突然亡くなりました。 相続人は私、私と夫の子ども1人、そして夫が前妻との間に子どもが2...